ここでは、令和の大改修 見付天神屋根葺き替え事業に関わる工事の経過を記述しています。

足場工事

1月18日より始まった足場設営工事、本日も作業続いています。一週間たって、足場もかなり高いところまで組み上がってきました。
先日のご案内では、参拝する場所が南に移動しておりましたが、現在(1月25日)では、足場の間をくぐって拝殿の正面まで進むことができます。
また願掛け牛にも触れることが可能です。
さて、本日1月25日は「初天神」の日です。お天神様ゆかりの日に、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
初天神とは?
初天神(はつてんじん)とは、落語の演目にもありますが、年が明けて最初の25日のことです。一番はじめの「お天神様」の日、ということで「初天神」といいます。
神社によっては、この日に合わせて縁日がたったり、「鷽替え(うそかえ)」などの特別な神事が行われたりすることもあります。
見付天神では、この「初天神」にあわせて、特別な合格祈願祭を行っています。
詳しくは、見付天神公式ホームページの 「初天神特別合格祈願祭」のページ をご覧ください。
うそ

鷽(うそ)の分類
鷽は、スズメ目アトリ科ウソ属に分類される鳥類の一種です。日本では、冬鳥として広く分布しています。このページの写真は、平成20年頃に、静岡県西部の山間部で撮影されたものです。
鷽の特徴
鷽(うそ)は頸から頬にかけて美しい紅色、背や腹の羽はねずみ色、頭と尾が黒い小鳥です。かつては百三十円切手のデザインにも採用されました。きれいな声で鳴くので有名です。
うそどり

「うそどり」は、この鳥が木にとまっている形を表した物です。
天神様には古来より「うそかえ」という神事があります。これは旧年中についた嘘を、天神様の御加護によってまこと(真実・誠実)に替え、今年の運を開き、福を招くという意味で行われるもので、幸運の守り神として崇敬されています。
見付天神では、「木鷽(きうそ)」と「鷽鳥みくじ(うそどりみくじ)」をご用意しています。お天神様の御利益によって、悪しき禍(わざわい)を嘘(うそ)にして、吉事がもたらされますように。